カナリア生活  -17ページ目

終わった

小さいおうち/中島 京子

¥1,660
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不思議な回想録が
最後は突然ミステリ風。

完全にひきこまれて
甥と一緒に胸が高鳴った。

家、お料理、シャツなど
目の前で映像化されていて、

ほんとに映画になったら
ひとりで観て泣く。


明治女が教えてくれたプライドのある生き方/石川 真理子

¥1,365
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時間が無いので、
先の本の余韻に浸る間もなく読む。

強くたくましい日本の女性達。
豪傑と言ってもいい。

筆の詩 墨の花/坂村真民

¥3,675
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晩御飯を作りながら朗読。

たまにやると身が締まって
いいかもしれない。



ニッポンの嵐 ポケット版/嵐

¥1,050
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今年最後の本。

これで60冊。

この二日間のペースで読んだら
来年は900冊は読めるはず。

よいお年を~~~ラブラブ!クラッカー

54,55,56

ひとり日和/青山 七恵

¥1,260
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三回目でようやく最後まで読めた。


思っているとおりになかなか話せない。

言いたかった通りには相手に伝わらない。

自分が望む様には向こうは思ってくれない。

ないないづくしで生きていく。



毎日あきれることばかり/三木 睦子

¥1,890
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快刀乱麻。

すごい人がいた。

こんなに分かり易いことを
実際はわかりにくくする人達がいる。

欲のなせる業。

日本人が知らない世界の歩き方 (PHP新書)/曽野 綾子

¥777
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短編集ならぬ断片集。


激しさ厳しさ重さは十分伝わる。
でも元の本を読まないと。

憂いと危機感が三木さんと共通している。
豪快さと好奇心も。

51,52,53

三谷幸喜のありふれた生活9 さらば友よ/三谷幸喜

¥1,155
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三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる/三谷幸喜

¥1,155
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最新刊の離婚のコメントまで読む。
単行本にはその後、
大竹しのぶさんとの

離婚にまつわる座談会。

結婚に向く人というのはいるのか。

我家もただいま長期と単発を
使い分けたケンカの真っ最中。

無視が一番と思いつつ。
このまま年を越すのも気分が悪い。

本当に腹が立ちます。


流跡/朝吹 真理子

¥1,365
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なんだかさっぱりわからない。

寝ぼけているのかな。

酔っ払っているのかな。

と思いつつ、がんばって読んだ。

そうは言ってもこんなに言葉を知っているだけでも
すごい。

数え間違い


次で今年50冊目!と思ってたら
まさかの数え間違い。

まだ47冊しか読んでなかった。

おーいおいおいしょぼん

てことでこれが48冊目。


猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)/谷崎 潤一郎

¥420
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谷崎潤一郎、純文学というワードで
食わず嫌いだった。

喰ったら事のほか美味だった。
猫は嫌いだけど

気持ち悪い分余計に面白い。
出てくる人がみんな

気持ち悪いか底意地が悪い。
楽しい。




三谷幸喜のありふれた生活7 ザ・マジックイヤー/三谷 幸喜

¥1,155
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三谷幸喜のありふれた生活8 復活の日/三谷 幸喜

¥1,155
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笑わせようと思って書いてるもので
笑える物が読みたくて。

笑いに執着するプロの人の話は面白い。

テレビでアメトーーーークを見ると、
普通におもしろく見られる反面、感心もする。

裏話を話してくれることも多いからか、
芸人の人達は、こんなに日々、

「笑い」ということを
まじめに考えてとり組んでいるのだと、

一生懸命やるから面白いのだと
ちょっと胸を打たれる。

三谷さんの本も読んでいると、
面白いことだけを欲して、

地球の上に乗っかってる人。

これで正真正銘50冊

今日は23日。1週間で10冊読むのか。
最後の3日間は仕事も休みで予定もない。

除夜の鐘が鳴り終わるまで、
ひたすら読むしかない。

今年の目標ってなんなんだ。

ジャニーズ年越しライブは、落ちついて観たいよ。

47,48,49 あと15日で11冊


おお、なんてことだ。
読んだ本のタイトルが思い出せない。
 
正確に言うとタイトルというか
何の本か思い出せない。

ハードカバーだったよ。
やわらかい装丁だったよ。

思い出した。
あぶなーい。

明日は遠すぎて/チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ

¥1,890
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ほんとに遠くなって消えそうだった。
図書館で借りてもう返してたから、

忘れたら一貫の終わり。

この人の本はつかみどころがなくて、
大好きだし、いくらでも何度でも読める。

でも忘れちゃうんだな。

車からこっちを見てる女性の印象なんかは、
まるで実際の経験みたいに覚えてるけど。

クローズド・ノート (角川文庫)/雫井 脩介

¥700
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なんとなく読んでみて、
あっという間に読み終わった。

最近多い日本産恋愛映画にできそう。
実際なってるし。

エリカ様と伊勢谷さんで。
ふたりとも好きだけど

私の脳内キャスティングでは、
志田未来さんと玉木宏さん

きことわ/朝吹 真理子

¥1,260
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同じ作者の本が同時に手に入ったら、
書いた順に読む。

でも流跡を先に読み始めたけど、
こっちを先に読み終わった。

よくあること。

自分にもあった夏の思い出と
からんでからんで

しまいには「あーそうだった」と
懐かしかった。勘違い。

45,46 聞き間違い


今、翔くんが歌番組の司会をやっていて、
ゆずの曲紹介で、

「次はゆずで、”ゆず湯”です!」と聴こえたの。

ゆず、年末に合わせて、
”ゆず湯”なんて曲出したんだ。

と思ったら、

”ゆず湯”じゃなくて、”With You”でした。



女生徒 (角川文庫)/太宰 治

¥460
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女性一人称でこんなに鮮やかに書けるなんて。
 
こころ (新潮文庫)/夏目 漱石

¥389
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高校の教科書で読んだのが初めて。

暴れ狂う人のこころを静かに映す。

言葉のありがたみを感じます。

43,44 あと16冊

猫を抱いて象と泳ぐ/小川 洋子

¥1,780
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国籍不詳のおとぎばなし
装丁が好き



にんげん蚤の市 (文春文庫)/高峰 秀子

¥500
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日本の大女優。
お名前もお顔もなんとなく知っているだけで、
映画も本も今まで馴染みがなかったのが残念。

気風の良さは爽快で、
自分がいかにも陳腐に感じる。

40、41,42 一生懸命な男子たち

オレンジ・アンド・タール (光文社文庫)/藤沢 周

¥520
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オードリー若林さんの
おすすめ本だったので。

自分はこういう事を言葉にした事はなかったけど、
社会に出る前に考えていた、

感じてた漠然とした感触は
なんだか身に覚えがある。

でも今は日々とにかく
喰いっぱぐれないようにが課題で

生きるとはとか言ってられないのだ、
少年達よ。



ヴィヨンの妻 (ぶんか社文庫)/太宰 治

¥470
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この女子の表紙の本で読んだ。

松たかこさんの顔が横切る。
太宰さんの描く女は強い。

絶筆の「グッド・バイ」が特に爽快。
最後まで書いてくれないいけずな男。


たけしの落書き入門 (とんぼの本)/ビートたけし

¥1,260
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いくつになっても男の子。
時折出てくるペンキ職人のお父さんエピソードが
面白い。

ひょいと思い出して語るところが、
家族と愛し愛された感じ。

便所の落書き。ひまつぶし。
こんなに夢中になれるのはすごい。
忙しいのに。

36~39 1年で60冊は大変

いつか記憶からこぼれおちるとしても/江國 香織

¥1,260
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どんな内容かほんとうに忘れてしまいそうになる。

記憶からすべる。

思い出した。

学校の話だった。少女たちの。

一番覚えてるのは油性ペンを探している子。
サブリミナル効果。





星を運ぶ舟/前田昌良

¥1,575
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どこかで見たと思ったら、小川洋子の装丁だった。
魔法がとけない少年おじさん。

素直にはうらやましい。



まともな家の子供はいない/津村 記久子

¥1,575
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現代は、不安より不満の時代かと思うほど、
著者の身が心配。

不安だから不満がつのるのか。

希望と満足はどこにでもあるの。




人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))/太宰 治

¥300
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突然の人間失格

何回か読みかけた覚えがある。

今回は読み終えた。

自然ななりゆきで読めた。

本と歩調があうと嬉しい。

この人は本当にこの後死んじゃった。

なんて悲しい、悲しい行きよう。


35 天使の記憶

天使の記憶 (新潮クレスト・ブックス)/ナンシー ヒューストン

¥2,100
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ロマンス小説のようなタイトルと表紙。
なんとなく借りたけど、

読まないうちに貸し出し期限が過ぎて、
図書館から督促メールをもらう。

返す前にちょっと読んだら、
一気に読めた。

はからずも大戦後のフランスが舞台。
ホロコーストもナチスも出てくる。

プラス、加害者(?)であるドイツの市民や、
ハンガリーのユダヤ人、

フランスとアルジェリアの戦争も。
学校で深く習わなかった世界史。

死ぬまでに知っておきたい事がまだまだある。

物語は、フランスとカナダの融合とはこうなるか。
悲劇 陰鬱 不幸 実直でミもフタも無い。